中庸

裸の心で書くブログ

コンビニ店長の文章が好きだった

別にコンビニで働いていたことがあるとかそういう訳ではない。

昔、それこそ俺がはてなのサービスを使い始めた頃に「24時間残念営業」というブログがあり、そこのブロガーの愛称がコンビニ店長なのであった。

彼(とはいっても俺より大分年上っぽい)は現実世界の辺境の地でコンビニの店長をしていて、よくブログにコンビニの話題を出すものだから、皆コンビニ店長と読んでいたのだ。

店長はまあ、兎に角クソ長い文章を書く人(褒め言葉)で、毎晩のように5,000字はざらに超えるような記事を投稿していたものである。そんでいて基本的にはまああまり意味の内容な事(えろげのはなしとか)をだらっと語っているだけなのだが、時々物凄く含蓄のある話を書いていて、そういう時には決まってその記事はバズっていたように思う。これとかすごい考えさせられる記事だった。インターネットというのは集合知であって、たいていの人間というのはどこかで拾ってきた話をさも自分が考えたかのように書いたり話したりしているにすぎないのだと俺は思っているのだが、店長に関してはそんなことはなく「この人は普段から自分でいろいろ考えてそれを文章にエンコしてるんだろうなあ」ってのが伝わってきて、俺はそれが好きだった。インターネット界隈というものがもしあるとしたら、彼はそこに一定の地位を築いた人間なのであった……普段はロリコンで少女趣味のおっさんの癖して。

そんで、彼はまあ、数年前によく分からん理由により失踪状態となり、彼のブログもすでに消去されている。ツイッターでは「書くことと俺の蜜月は終わった」なんてかっこつけてる訳で、ようするに彼がまたブログを再開するということは恐らく、ない。そして俺はそれがすごく悲しい。今更ながら。

しかしまあ、俺は精神的不感症なところがあり、現実においてラブという意味で好きになるということは殆どないのだが(ライクはたまにある)、文章においては結構チョロインというか、ギャルゲでいうところの幼馴染ポジと同じくらいには恋に落ちやすいと自負している。そんでその相手はコンビニ店長だったり職業小説家だったりなろう作者だったり色々ある訳だが。最近見つけたブログだと、

ch.nicovideo.jp

とか、いい具合にぶっ飛んでいて好き。あまり更新がないのが玉にキズではあるけれど。先のコンビニ店長もそうだが、こういう、自分の価値観を突き進んでいける人たちっていうのは格好いいと思う、まあ同時に生きづらそうだとも思うんだけど。

そんで格好いいという感情は言ってしまえば憧憬なので、つまりは俺もかくありたいってことだ。周りがどうとかいいかっこしいとかではなく、自分が自分であることを第一にいつでも生きていたいと思うし、それがゆえに世間の常識とかルールを破っていきたい……いや、ルールはダメか。常識は破ってもいいがルールを破ってはいけない、分水嶺は「他人に迷惑をかけるか否か」だ。俺はアホなので法律とか憲法とかそういうのはよく分からないけど、憲法で言うところの「公共の福祉」って概念は素晴らしいと思うのだ。これはようするに、難しい解釈はともかくして、「他人に迷惑を掛けなければだいたいおk」ということであり、これってかなり寛容な思想ではないか。

 

何を言いたいのかよく分からなくなったが、ようするに素晴らしい文章を書ける人は素晴らしい。素晴らしい人に私はなりたい